【歩道舗装の完全ガイド】アスファルト舗装だけじゃない!歩道で使われる舗装材をゼロから解説

2025.12.04

宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。
宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。

歩道に使われる舗装と聞くと、多くの人はアスファルト舗装を思い浮かべます。しかし実際には、景観を重視したブロック舗装や、雨水浸透を意識した透水性舗装、タイル仕上げの二層構造舗装など、歩道ならではの選択肢が多数存在します。
ここでは、歩道で採用される代表的な舗装形式を、アスファルト舗装との違いに触れつつ分かりやすくまとめました。

🟥舗装とは?まず押さえておく基本構造

どの舗装も、基本的には次のような層で構成されます。

表層(路面となる部分)

基層(荷重を受けて分散する層)

路盤(上層・下層)

路床(土の持つ支持力を活かす部分)

アスファルト舗装でもコンクリート舗装でも、この階層構造は共通で、歩道舗装でも同じ考え方で設計します。

🔸舗装が果たす役割

歩行空間を安定させ、安全に通れる状態を保つ

ぬかるみ・水たまり・砂塵の発生を抑える

景観や街路デザインを整える

荷重に耐え、路面の寿命を延ばす

🟨分類の考え方(アスファルト舗装を軸に比較)

歩道舗装は、以下のような視点で分類されます。

材料による違い(アスファルト舗装・コンクリート舗装・樹脂舗装・ブロック舗装 など)

性能による違い(透水・排水・遮熱・保水など)

使用場所による違い

歩道は自動車道に比べて荷重が小さいため、アスファルト舗装以外の選択肢も多くなっている点が特徴です。

🟦歩道でよく使われる舗装材 7タイプを比較


1|アスファルト系混合物舗装

3〜4cmのアスファルト混合物を表層に敷設

路盤は10cm前後が標準

歩道用アスファルト舗装は施工スピードが早くコストも抑えやすい

プライムコートによる付着強化がポイント

2|透水性アスファルト舗装

開粒度のアスファルト層 3〜5cm

10cmの路盤+フィルター層を追加

雨水を地面に浸透させる環境型アスファルト舗装

公園や街路樹エリアなどで採用が増加

3|コンクリート舗装

表層は7cmのコンクリート版

10cmの路盤で支持力を確保

アスファルト舗装よりも剛性が高く、耐久性を重視する歩道に適する

目地は3〜5m間隔で配置し、収縮によるひび割れを防止

4|樹脂系混合物舗装

樹脂モルタルを6〜10mm程度施工

下層はアスファルト舗装またはコンクリート

色や質感の自由度が高く、景観刷新に向く

橋梁歩道ではアクリル・ウレタン系の樹脂舗装が選ばれることも

5|ブロック舗装(コンクリート平板)

6cm厚の平板を3cmの敷砂の上に設置

路盤は10cmが一般的

アスファルト舗装では表現しにくい明色・模様・質感に対応

部分補修が簡単なのも大きなメリット

6|インターロッキングブロック舗装

6cmのブロック+砂または砕砂の敷砂層

目地砂でかみ合わせを強化し安定性を確保

デザイン性が高く、誘導ブロックなど機能ブロックも豊富

アスファルト舗装と組み合わせてエリア分けする例も多い

7|二層構造舗装(タイル・石材仕上げ)

タイルや天然石(3〜5cm)+モルタル層

下層はアスファルト舗装またはコンクリートを7cm程度

高級感のある仕上がりで商業施設や観光エリアに多い

膨張や収縮の動きを吸収するシール材で長寿命化

✅まとめ

歩道舗装は「アスファルト舗装+多様な仕上げ」が主流

歩道ではアスファルト舗装だけでなく、性能面や景観面を重視した多様な舗装方式が用いられています。
用途・安全性・デザインのバランスを考えて舗装材を選ぶことが、快適な歩行空間をつくるうえで重要です。

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😄最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ

アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。

宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。

宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!

小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。

宇都宮市に拠点を構え、宇都宮市密着の舗装工事専門店、株式会社 工藤建設工業へのお問合せはこちら↓

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