道路工事のしくみとは?アスファルト舗装ができるまでを徹底ガイド

2025.10.14

宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。
宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。

街を歩いていると、いたるところで見かける道路工事。
けれども、「アスファルト舗装って実際どうやって作られているの?」と聞かれると、
具体的な仕組みを説明できる人は多くありません。

実は、あの黒い道路の下にはいくつもの層が重なり、
それぞれが異なる役割を担っているのです。
今回は、道路工事の流れとアスファルト舗装が完成するまでの工程を、やさしく解説します。

🛣️「道路は4つの層が支えている!構造の基本を知ろう」

私たちが普段見ているアスファルト舗装の下には、
見えない層がしっかりと積み重なっています。道路は基本的に4層構造です。

表層(ひょうそう):最上部にある黒いアスファルト舗装。走行時の安全性と快適性を確保します。

基層(きそう):表層の直下にあるアスファルト層。荷重を受け止め、下の層に分散させる役割。

路盤(ろばん):砕石を主原料とした層で、道路の骨格部分。

路床(ろしょう):一番下の地盤。道路全体を支える土の層です。

これらの層をしっかりと結合させるために、
「アスファルト乳剤」という接着剤のような液体が層と層の間に散布されます。
この構造があるからこそ、耐久性の高いアスファルト舗装が実現するのです。

🌍「アスファルト舗装ができるまでの工事手順」

道路工事は一見シンプルに見えて、実際は非常に計画的かつ精密な作業の積み重ねです。
主な流れを順に見ていきましょう。

① 測量と現場確認

まずは設計図をもとに現場を下見します。
地形・高さ・距離を正確に測り、道路をどのように仕上げるかを細かく検討します。
マーキング(目印付け)を行い、アスファルト舗装工事の準備を整えます。

② 路床工事(地盤づくり)

最初に施工するのが「路床」。ブルドーザーやローラー車を使い、
土を均して締め固めます。ここが弱いと、どんなに丈夫な舗装をしても沈下やひび割れが起きやすくなります。
まさに「路床を制する者は道路を制す」と言われるほどの要です。

③ 路盤工事(砕石層の整備)

路床の上には砕石を敷き詰めて整地します。
モーターグレーダーで均一に広げ、ローラーでしっかりと転圧。
この層がクッションのように荷重を吸収し、路床に直接負担がかからないようにします。

④ 基層工事(アスファルトの中間層)

加熱したアスファルト混合物をアスファルトフィニッシャーで均し、
その後ローラーで締め固めます。基層は表層と路盤の間で、
道路全体の強度を安定させる役割を持ちます。

⑤ 表層工事(仕上げ工程)

最後に施工するのが「表層」です。
ここでは、より密度の高いアスファルト混合物を使用し、滑りにくく平滑な路面に仕上げます。
車や歩行者が直接触れる部分なので、摩耗や雨水への耐性、そして美しい仕上がりが求められます。

🏞️「高品質なアスファルト舗装が日本の道路を守る」

日本の道路は世界でも高い品質を誇ります。
地域の気候や環境に合わせて、使用するアスファルトの種類や施工方法を変えることで、
北海道のような寒冷地でも、沖縄のような高温多湿な地域でも耐えられる道路が作られています。

日々改良を重ねるアスファルト舗装技術は、
快適で安全な走行を支えるだけでなく、長寿命化や環境への配慮にもつながっています。

✅まとめ

道路は「表層・基層・路盤・路床」の4層構造でできている。

各層を結合するアスファルト乳剤が耐久性を高める。

アスファルト舗装は、地域の環境条件に合わせて最適な施工が行われている。

日本の道路技術は、世界でもトップレベルの品質を維持している。

このように、私たちが何気なく歩いたり走ったりしているアスファルト舗装の裏側には、
緻密な計算と確かな技術が詰まっています。
道路工事は、まさに地面の下で行われる「職人の芸術」なのです。

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☺️最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ

アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。
宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!
小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。
宇都宮市に拠点を構え、宇都宮市密着の舗装工事専門店、株式会社 工藤建設工業へのお問合せはこちら↓

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