アスファルト舗装の基礎知識|種類・構造・施工方法・メリット・デメリット①

2025.09.09

宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。
宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。

私たちの生活の中で広く使われている「アスファルト舗装」は、道路や駐車場などでよく目にするものですが、実際にその構造や工法について詳しく知る機会はあまりありません。
この記事では、アスファルト舗装の基本から、種類、構造、施工手順、メリット・デメリットまでを一般の方にもわかりやすく2回にわたり解説します。

🟥「アスファルト舗装とは?」

アスファルト舗装は、石油精製時に得られるアスファルトを主成分とし、砂や砂利などの骨材と混合して高温で加熱・敷設・転圧することで形成される舗装です。
主に道路、駐車場、工場の通路、公園内の園路、空港滑走路などに使われています。

🟨「コンクリート舗装との違い」

アスファルト舗装は、冷却によって短時間で固まり施工がスピーディーなのが特長。
一方、コンクリート舗装は硬化に時間がかかるものの、耐久性は高いです。
また、アスファルトの方が弾性に富み、コストも比較的安価です。

🟩「主な特徴とメリット」

施工が簡単で短期間で完了
加熱したアスファルトを敷き、冷えるとすぐに固まるため、早ければ施工当日から通行可能になります。

⬜「メンテナンスが容易」

表層のみの補修(オーバーレイ)や部分補修(パッチング)が可能で、維持コストを抑えられます。

豊富な種類で用途に応じて選べる
交通量や使用環境に応じた多様なタイプがあり、柔軟な対応が可能です。

🟧「種類と用途」

アスファルト舗装は用途に応じて大きく3種類に分けられます。

🔸重交通用:高速道路、空港滑走路、大型車両の通行が多い道路に対応。耐久性が非常に高い。

🔹中交通用:一般道や工場構内などに適し、施工性と耐久性のバランスが良い。

🔸軽交通用:歩道や駐車場、住宅地の私道など、軽車両や歩行者が主に使う場所に向いており、コストを抑えられる。

⬛「構造と施工手順」

アスファルト舗装は基本的に以下の4層で構成されます:

🔹表層:車両が直接接する部分で、滑りにくさや耐摩耗性が求められます。

🔸基層:表層を支える中間層で、荷重を分散します。

🔹路盤:舗装全体を安定させる重要な支持層。

🔸路床:地盤部分で、舗装全体の土台です。

施工は「測量・地盤調査」から始まり、「路床整備」「路盤工事」を経て、アスファルト合材の敷設(基層→表層)、転圧と養生を行って完成します。

🟦「デメリットと注意点」

コンクリートに比べて長期的な耐久性は劣る

紫外線や熱により劣化しやすい

再舗装時に廃材処理費がかかる

「補修とメンテナンス方法」

劣化や破損が見られた場合は、クラック補修やオーバーレイ、パッチングによって対応可能です。
定期的な点検・メンテナンスで寿命を延ばすことができます。

明日の②に続きます・・・

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最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ

アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。
宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!
小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。
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