アスファルト利用の歴史|古代から現代までのアスファルト舗装の発展

2026.03.11

宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。
宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。

現在、アスファルト舗装は道路整備に欠かせない技術であり、私たちの生活を支える重要なインフラの一つです。しかし、アスファルトの利用は近代に始まったものではなく、古代から接着剤や防水材として人類に活用されてきました。本記事では、アスファルト舗装の歴史とアスファルト利用の発展について解説します。

🟥縄文時代から始まるアスファルトの利用

日本では、縄文時代にはすでに天然アスファルトが使用されていたことが分かっています。特に東北地方の遺跡からは、天然アスファルトを利用した遺物が多数発見されています。

代表的なものには次のようなものがあります。

天然アスファルトが付着した石の矢尻

アスファルトで補修された土器

修復跡のある土偶

これらの発見から、当時の人々がアスファルトの粘着性や防水性を理解し、道具の修理や固定に利用していたことが分かります。こうした技術は、後のアスファルト舗装技術の基礎となる材料利用の知識ともいえるでしょう。

🟨古代文明におけるアスファルトの役割

天然アスファルトが大規模に利用されるようになったのは、紀元前3800年頃といわれています。

🔹メソポタミア文明・インダス文明

チグリス・ユーフラテス川流域のメソポタミア文明や、インダス川流域のインダス文明では、天然アスファルトが建築材料として使用されていました。

主な用途は次の通りです。

建造物の防水材

建築物の接着材

壁や基礎の補強材料

このような利用方法は、現代のアスファルト舗装における結合材の役割と共通する性質を持っています。

🔸古代エジプト

紀元前3000年頃のエジプトでは、ミイラの保存のためにアスファルトが使われていました。防腐効果のある材料として利用され、長期間の保存を可能にしていました。

さらに旧約聖書にもアスファルトが登場します。

ノアの箱舟の防水材

バベルの塔のレンガを固定する接着剤

このように、アスファルトは古代から建築・防水・保存の重要材料として利用されてきました。

🟩日本におけるアスファルトの歴史

日本では『日本書紀』に、668年(天智7年)の記録が残っています。

天智天皇の即位式の際に「燃える土」と呼ばれる物質が献上された

この「燃える土」は天然アスファルトと考えられています。

また、1790年頃には秋田県豊川村付近で採取された天然アスファルトを精製し、次の用途で利用した記録があります。

橋の防水

倉庫の防水

貯水池の防水

このような技術は、後に日本で発展するアスファルト舗装技術の基盤となりました。

🟧近代アスファルト舗装の誕生

現在のアスファルト舗装技術の始まりは、ロックアスファルトの発見がきっかけとされています。

ロックアスファルトとは

石灰岩や砂岩などの多孔質の岩石に天然アスファルトが浸透して固まったものです。

19世紀半ば、スイスの鉱山技師 M. Merian が次の現象を発見しました。

荷車から落ちたロックアスファルトの破片が車輪で砕かれ地面に踏み固められることで滑らかな路面が形成される。

この現象を応用し、ロックアスファルトを加熱する道路に敷き均す転圧して平坦に仕上げるという方法が開発されました。これが近代アスファルト舗装の原型とされています。

自動車の普及とアスファルト舗装の拡大その後、自動車が普及すると道路には次の性能が求められるようになりました。

高い耐久性

快適な走行性能

安定した路面

そこで、骨材を結合する材料としてアスファルトやセメントが研究されました。石油産業の発展によりアスファルトの供給が安定すると、乗り心地が良く耐久性の高いアスファルト舗装が世界的に普及しました。

🟦日本初のアスファルト舗装

日本で最初のアスファルト舗装は、1878年(明治11年)に東京の神田にある昌平橋で施工されました。橋の舗装には秋田産の天然アスファルトが使用されました。

その後、日本では次のような舗装技術が発展しました。

明治後期~大正期

シートアスファルト舗装の導入

昭和初期

アスファルト乳剤による表面処理工法

これらの技術によって、日本のアスファルト舗装面積は急速に拡大しました。

戦後の道路整備とアスファルト舗装の普及

戦後、日本の道路整備は大きく進みました。石油産業の成長とともに、アスファルトの供給方法も変化しました。

従来のドラム缶による供給からタンクローリー輸送へ移行したことで、アスファルト舗装工事の効率が向上しました。

その結果、日本の道路舗装率は大幅に向上し、交通インフラの整備と経済発展に大きく貢献しました。

🟪現在のアスファルト舗装技術

現在のアスファルト舗装では、交通量や気候条件、地域環境に対応するためにさまざまな改良が行われています。

代表的なものは次の通りです。

高分子材料を利用した改質アスファルト

樹脂を添加した高耐久舗装

環境負荷を低減する舗装技術

これらの技術により、耐久性や安全性の高いアスファルト舗装が実現しています。

✅まとめ|アスファルト舗装は古代から続く技術

アスファルトは古代から接着剤や防水材として利用され、時代とともに技術が発展してきました。

現在では、アスファルト舗装は社会インフラを支える重要な技術となっています。今後も、資源の有効活用や環境保護を考慮した高機能なアスファルト舗装技術の発展が期待されています。

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👍最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ

アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。

宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。

宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!

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工藤 直人(くどう なおと)

株式会社 工藤建設工業・代表取締役

当社は 2015 年の創業以来、道路工事を中心に地域のインフラ整備に取り組んでおります。

安全と品質を最優先に、確かな技術と丁寧な施工でお客様のご要望にお応えしてまいりました。

道路工事に関する施工や補修、整備など幅広く対応しておりますので、ご相談やお見積りなど お気軽にお問い合わせください。 

【保有資格】

・1級土木施工管理技士

・職長・安全衛生責任者教育

・車両系建設機械(整地・運搬・積込・掘削)運転

・玉掛け

・小型移動式クレーン運転

・ローラーの運転の業務

・フォークリフト運転

【施工実績】                                               

・令和8年3月 栃木職業能力開発促進センター(宇都宮市)   56,400,000  単位:円(税抜)     

・令和7年4月 舗装復旧工事第8号(宇都宮市)        53,000,000

・令和5年8月 大型商業施設新築工事(県南)         59,150,000

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