
宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。
宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。
歩道に使われる舗装と聞くと、多くの人はアスファルト舗装を思い浮かべます。しかし実際には、景観を重視したブロック舗装や、雨水浸透を意識した透水性舗装、タイル仕上げの二層構造舗装など、歩道ならではの選択肢が多数存在します。
ここでは、歩道で採用される代表的な舗装形式を、アスファルト舗装との違いに触れつつ分かりやすくまとめました。
🟥舗装とは?まず押さえておく基本構造
どの舗装も、基本的には次のような層で構成されます。
表層(路面となる部分)
基層(荷重を受けて分散する層)
路盤(上層・下層)
路床(土の持つ支持力を活かす部分)
アスファルト舗装でもコンクリート舗装でも、この階層構造は共通で、歩道舗装でも同じ考え方で設計します。
🔸舗装が果たす役割
歩行空間を安定させ、安全に通れる状態を保つ
ぬかるみ・水たまり・砂塵の発生を抑える
景観や街路デザインを整える
荷重に耐え、路面の寿命を延ばす
🟨分類の考え方(アスファルト舗装を軸に比較)
歩道舗装は、以下のような視点で分類されます。
材料による違い(アスファルト舗装・コンクリート舗装・樹脂舗装・ブロック舗装 など)
性能による違い(透水・排水・遮熱・保水など)
使用場所による違い
歩道は自動車道に比べて荷重が小さいため、アスファルト舗装以外の選択肢も多くなっている点が特徴です。
🟦歩道でよく使われる舗装材 7タイプを比較
1|アスファルト系混合物舗装
3〜4cmのアスファルト混合物を表層に敷設
路盤は10cm前後が標準
歩道用アスファルト舗装は施工スピードが早くコストも抑えやすい
プライムコートによる付着強化がポイント
2|透水性アスファルト舗装
開粒度のアスファルト層 3〜5cm
10cmの路盤+フィルター層を追加
雨水を地面に浸透させる環境型アスファルト舗装
公園や街路樹エリアなどで採用が増加
3|コンクリート舗装
表層は7cmのコンクリート版
10cmの路盤で支持力を確保
アスファルト舗装よりも剛性が高く、耐久性を重視する歩道に適する
目地は3〜5m間隔で配置し、収縮によるひび割れを防止
4|樹脂系混合物舗装
樹脂モルタルを6〜10mm程度施工
下層はアスファルト舗装またはコンクリート
色や質感の自由度が高く、景観刷新に向く
橋梁歩道ではアクリル・ウレタン系の樹脂舗装が選ばれることも
5|ブロック舗装(コンクリート平板)
6cm厚の平板を3cmの敷砂の上に設置
路盤は10cmが一般的
アスファルト舗装では表現しにくい明色・模様・質感に対応
部分補修が簡単なのも大きなメリット
6|インターロッキングブロック舗装
6cmのブロック+砂または砕砂の敷砂層
目地砂でかみ合わせを強化し安定性を確保
デザイン性が高く、誘導ブロックなど機能ブロックも豊富
アスファルト舗装と組み合わせてエリア分けする例も多い
7|二層構造舗装(タイル・石材仕上げ)
タイルや天然石(3〜5cm)+モルタル層
下層はアスファルト舗装またはコンクリートを7cm程度
高級感のある仕上がりで商業施設や観光エリアに多い
膨張や収縮の動きを吸収するシール材で長寿命化
✅まとめ
歩道舗装は「アスファルト舗装+多様な仕上げ」が主流
歩道ではアスファルト舗装だけでなく、性能面や景観面を重視した多様な舗装方式が用いられています。
用途・安全性・デザインのバランスを考えて舗装材を選ぶことが、快適な歩行空間をつくるうえで重要です。
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😄最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ
アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。
宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!
小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。
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