【完全ガイド】道路の下ってどうなっている?アスファルト舗装とコンクリート舗装の仕組みを徹底解説!

2025.11.14

宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。

宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。

普段何気なく走っている道路の下には、実は複雑で精密な構造が存在しています。

私たちが安全に走行できるのは、道路の「層構造」がしっかり設計されているからです。

今回は、代表的なアスファルト舗装とセメントコンクリート舗装の内部構造や役割を、わかりやすく紹介します。

🔴道路舗装には主に2つのタイプがある

道路の舗装は、大きく分けて次の2種類があります。

アスファルト舗装:加熱アスファルト混合物を使って仕上げる柔軟性のある舗装

セメントコンクリート舗装:硬質なコンクリート版を表面に用いた耐久性重視の舗装

舗装の種類や厚みは、地盤の強さ(路床の支持力)や大型車の通行量などの条件によって変化します。

🟡アスファルト舗装の構造を分かりやすく解説

もっとも一般的なアスファルト舗装は、滑らかで静音性が高く、補修しやすいのが特徴です。

その構造は複数の層でできており、それぞれが異なる役割を持っています。

● 表層(ひょうそう)

道路の最上部に位置する層で、直接車両の荷重を受け止めます。

滑りにくく、平坦で安全な走行ができることが重要です。

使用されるのは加熱アスファルト混合物で、最近では雨水を通す「排水性アスファルト舗装」も多く採用されています。

● 基層(きそう)

表層の下に設けられる層で、荷重を均等に路盤へ伝達します。

路面の凹凸を調整し、舗装全体の耐久性を向上させるクッション的な役割を果たします。

🔵路盤・路床・路体の働き

アスファルト舗装を支える下部構造には、以下のような層が順に配置されています。

上層路盤:砕石や粒度の揃った骨材を使用し、強い支持力を確保。

下層路盤:クラッシャランや砂など、地域で入手しやすい材料で構成。

路床(ろしょう):舗装全体を支える基礎地盤で、舗装下約1mほどの範囲を指す。

路体(ろたい):路床のさらに下にある層で、交通荷重を地盤全体に分散する役割を持つ。

また、路盤の下には**遮断層(しゃだんそう)**と呼ばれる砂の層を設ける場合があります。

これは、地下水や泥分が上層へ浸入して路盤を軟弱化させるのを防ぐための重要な構造です。

🟠セメントコンクリート舗装の特徴

もう一方のセメントコンクリート舗装は、耐摩耗性と耐久性に優れた舗装方法です。

表面に配置されるコンクリート版が直接車の荷重を支え、長寿命で維持管理の手間が少ないという利点があります。

さらに、コンクリート舗装の下部には**アスファルト中間層(厚さ約4cm)**を設けることがあり、

これにより路盤の耐水性や耐久性が向上します。

ただし、施工費用や工期はアスファルト舗装よりもやや高くなる傾向があります。

🔴舗装とは?道路構造の基本をおさらい

「舗装」とは、車や人が安全かつ快適に通行できるように、道路面をアスファルトやコンクリートで固めた構造物のこと。

道路の設計上は、路床面から上のすべての層を舗装と呼びます。

舗装の品質は、材料選定・厚さ・地盤の状態など、さまざまな要素のバランスによって決まります。

✅まとめ

アスファルト舗装の下に隠された技術

道路の下には、私たちが普段見えないところで精密な多層構造が形成されています。

上層のアスファルト舗装が荷重を受け、路盤と路床がそれを地盤へと伝えることで、道路全体の安定性が保たれています。

交通量や大型車の有無、地盤の状態に応じて最適な構造設計を行うことが、長持ちするアスファルト舗装のポイントです。

見た目はシンプルな黒い道でも、その下には多くの工学的ノウハウが詰まっているのです。

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😉最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ

アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。

宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。

宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!

小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。

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