道路を支えるアスファルト舗装、 撤去後はどうなる?リサイクル率は驚異の99%以上!

2025.10.17

宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。

宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。

日常で何気なく走っている道路。その多くはアスファルト舗装によって整備されています。

しかし、古くなった舗装が撤去されたあと、そのアスファルトはどうなっているのでしょうか?

実は、アスファルト舗装のリサイクル率は99%を超えると言われています。

これは「廃棄物処理法」や「建設リサイクル法」により、アスファルトやコンクリートが**再資源化の対象(特定建設資材)**として定められているためです。

✅ アスファルトは再びアスファルト舗装に再利用

✅ コンクリートは路盤材として再活用

資源を無駄にしない循環型社会の仕組みが、道路工事の現場でもしっかり機能しているのです。

🟥アスファルト舗装のリサイクル工程

アスファルトは原油から作られる素材で、常温では固体に近く、加熱することで柔らかくなる性質を持ちます。

この特性を活かして、アスファルト舗装のリサイクルが可能になっています。

▶ 再生アスファルト舗装の流れ

撤去・回収

道路工事で剥がされた古いアスファルト舗装は、「アスファルトがら」と呼ばれます。これをリサイクル施設に搬入します。

分別・破砕処理

重機で異物を取り除き、破砕・粒度調整を行います。粒度は13〜5mmや5〜0mmなど、再利用に適したサイズに分類されます。

アスファルト合材として再利用

再生骨材は天然の骨材とともに再加熱し、新しい**アスファルト合材(混合物)**として使用されます。

もともとアスファルトが付着しているため、新規のアスファルト使用量を約半分に抑えられるのも大きな利点です。

🟨再生アスファルト舗装の用途と特徴

リサイクルされたアスファルト舗装は、高い環境効果を持ちながらも、用途によって使い分けられます。

✅ 品質の均一化が難しい

✅ 高性能舗装(透水性舗装・低騒音舗装など)には不向き

✅ 主に交通量の少ない道路や補修用舗装に利用

このように、再生アスファルト舗装は環境に優しいだけでなく、コスト削減にも効果的です。

特に駐車場や歩道など、過度な荷重がかからない場所では多く採用されています。

コンクリートもリサイクルされている!

アスファルト舗装だけでなく、コンクリートも再利用されています。

建物の解体などで発生した「コンクリートがら」は、破砕・選別を経て「RC40(リサイクル路盤材)」として再利用されます。

▶ RC40の特徴とメリット

粒径が0〜40mmと幅広く、大小の粒が混在して締まりが良い構造を形成

鉄筋コンクリート由来の鉄は、磁選機によって自動分離

新規採石に比べてコストと環境負荷を大幅に削減

こうして再生されたRC40は、道路の下地(路盤)に使われ、アスファルト舗装の耐久性を支える役割を果たしています。

✅まとめ

アスファルト舗装リサイクルが未来の道路を守る

アスファルト舗装やコンクリートは、単なる「廃材」ではありません。

リサイクルによって再び道路を構成する重要な資源へと生まれ変わります。

♻ アスファルト舗装のリサイクル率は99%以上

♻ 再生アスファルトは新しい道路舗装へ

♻ RC40などの再生路盤材で資源循環を実現

今後も、アスファルト舗装のリサイクル技術は、環境負荷の軽減と持続可能なインフラ整備の両立を支えるキーテクノロジーとして、ますます重要性を増していくでしょう。

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🚥 最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ

アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。

宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。

宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!

小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。

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