高速道路に用いられる舗装の種類について

2025.09.18

宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。
宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。

高速道路で採用される舗装には大きく分けて「アスファルト舗装」「コンクリート舗装」「コンポジット舗装」があります。
さらに一部では「半たわみ性舗装」や景観に配慮したブロック系舗装なども使用されています。

🔴「アスファルト舗装」

アスファルト舗装は、路盤の上にアスファルト混合物を多層に敷き重ねて構成される舗装で、高速道路の大半を占めています。
特徴は平坦性や補修の容易さであり、車両が高速で走行する環境に適した性能を持ちます。

また、交通量や速度に応じて耐久性やわだち掘れ抑制、表面の平坦さを維持できるよう、適切な材料や配合が選ばれています。
平成10年以降は「高機能舗装」へ切り替えが進められました。
高機能舗装は多くの空隙を持ち、雨水を内部に流す構造のため水たまりができにくく、前方車両の水はねや水煙を軽減できます。
その結果、スリップしにくくなり安全性が高まります。
また空隙が騒音を吸収するため、走行音の低減効果もあります。

🟠「コンクリート舗装」

「コンクリート舗装」

コンクリート舗装はコンクリート版を表層に持つ構造で、剛性が高いため「剛性舗装」とも呼ばれます。
これに対してアスファルト舗装は「たわみ性舗装」と表現されることがあります。

コンクリート舗装は特に料金所広場などの強度が求められる場所で採用されてきました。
以前はトンネル内でも使用されていましたが、現在ではコンポジット舗装へと置き換えられています。

🟡「コンポジット舗装」

コンポジット舗装は、コンクリート舗装の高い耐久性とアスファルト舗装の走行性・補修性を組み合わせたものです。
比較的新しい技術で、重交通路線やトンネル内など過酷な条件下での舗装に利用されています。

🟢「半たわみ性舗装」

補助的に使われる舗装として「半たわみ性舗装」があります。
これは高機能舗装の空隙にセメントミルクを浸透させたもので、耐流動性や耐油性、明るい色調などの特徴を備えます。
主にサービスエリアやパーキングエリアの大型車駐車スペースに採用されています。

🔵「景観・歩道用舗装」

高速道路の利用者が直接歩く歩道や料金所周辺などでは、景観に配慮した舗装も導入されています。
具体的には、コンクリート平板、インターロッキングブロック、レンガ、天然石などのブロック系舗装や小舗石・自然石舗装が使われます。
歩道は誰でも安全に利用できるよう、平坦で滑りにくい仕上げに加え、美観や歩きやすさ、透水性、凍結による損傷リスクなどを考慮して材質が選定されています。

このように、高速道路の舗装は用途や環境条件に応じて複数の種類が使い分けられており、安全性、耐久性、快適性を高めるために進化を続けています。

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👍最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ

アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。
宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!
小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。
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