アスファルト舗装の基礎知識|種類・構造・施工方法・メリット・デメリット②

2025.09.10

宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。
宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。

🔴「アスファルト舗装の基本的な施工手順と特徴」

アスファルト舗装は、施工が比較的簡単でコストパフォーマンスに優れているため、駐車場や道路、工場敷地などさまざまな場所で採用されています。


一般的な施工の流れは次の通りです。

【1】測量と地盤調査
まず、現地の地形や勾配を確認し、水はけの状況や沈下のリスクを調査します。
これにより、適切な舗装構造の設計が可能となります。

【2】路床の整備
現地の土を転圧して地盤を強化し、舗装の基盤となる安定した路床を作ります。

【3】路盤工事
砕石を下層・上層に分けて敷き詰め、振動ローラーで十分に締め固めることで、荷重に耐えられる強固な基礎を構築します。

【4】アスファルト合材の敷設
加熱したアスファルト合材(約150~160℃)をアスファルトフィニッシャーで均一に敷き詰め、直ちにローラーで仕上げていきます。
基層と表層の2層で施工するのが一般的です。

【5】転圧と養生
施工後数時間で冷え固まり、条件によっては当日中の通行も可能です。
最後に表面検査を行い、必要に応じてライン引きなどの仕上げ作業を実施します。

🟠「アスファルト舗装の注意点と補修方法」

アスファルト舗装は利便性が高い一方、いくつかの短所もあります。

耐久性がコンクリートに劣る
 重車両や高温の影響を受けやすく、変形やわだち掘れが発生しやすいです。
耐用年数は一般的に10~15年程度で、定期的な補修が求められます。

紫外線や熱による劣化
 夏季には熱や紫外線によって表層が軟化し、ひび割れや剥がれが起きることがあります。

再舗装時に処分費が発生
 撤去したアスファルトはリサイクル可能ですが、再利用や処分には費用がかかります。

これらの問題に対応するための主な補修方法には以下があります。

クラック補修(ひび割れ)
 専用のシール材を充填することで、簡易的に補修が可能。定期的な点検が重要です。

オーバーレイ(再舗装)
 劣化した表層のみを削り取り、新しいアスファルトで再舗装します。比較的低コストで、施工時間も短く済みます。

パッチング(部分補修)
 局所的な陥没や穴に対しては、周囲をカットしアスファルトを埋め戻す方法が用いられます。
工場構内や駐車場などでよく行われます。

🟡「アスファルト舗装が適している場所」

アスファルト舗装は以下のような用途に最適です。

短期間で低コストの駐車場整備をしたい場合

一般道路や私道で日常的な車の通行に対応したい場合

小規模な工事でも重機が使用可能な現場

柔軟なレイアウトが求められる工場や園路など

✅まとめ

アスファルト舗装は、施工のしやすさ、コスト面、補修の柔軟さに優れた工法です。
ただし、使用環境に応じた構造設計や素材の選定、そして定期的なメンテナンスが長持ちさせる鍵となります。
適切に管理することで、安全で快適な舗装面を維持できます。

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👍最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ

アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。
宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!
小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。
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