
宇都宮市あるいは宇都宮市近郊にお住いの皆さん、こんにちは。
宇都宮市を中心に道路舗装工事、主にアスファルト舗装を行っている株式会社工藤建設工業です。
❤️リサイクル率99%超!アスファルト舗装・コンクリート舗装の再利用
建設現場などで発生するコンクリートやアスファルトなどの廃材は、「がれき類」として廃棄物処理法で定義されています。
これらは「工作物の新築・改築・除去に伴って生じるコンクリート片やその他の廃材の混合物」とされ、アスファルトなども含まれるのが一般的です。
加えて、建設リサイクル法では、アスファルトとコンクリートを「特定建設資材」に指定し、リサイクルの徹底が義務づけられており、現在ではリサイクル率が99%以上と非常に高くなっています。
アスファルトは再びアスファルト舗装に、コンクリートは主に道路の下地となる路盤材に再利用されています。
💛アスファルトのリサイクル工程
アスファルトは原油から作られ、常温では固体〜半固体ですが、加熱することで柔らかくなり、接着剤としても使われています。
アスファルト舗装に使われる「アスファルト混合物」は、砂や石などの骨材を約200度で加熱し、そこにアスファルトを混ぜたものです。現場に運搬された後も高温を維持しながら舗装されます。
道路工事で取り除かれたアスファルト舗装で使用済みの「アスファルトがら」は、リサイクル工場に運ばれ、まず異物と分別されます。
その後、破砕・粒度調整を経て、再び「アスファルト合材」の原材料として使われます。粒度は用途に応じて13~5mmや5~0mmなどに分類されます。
再生骨材には既にアスファルトが残っているため、新たに加えるアスファルト量は通常の半分ほどで済みます。
ただし、再生アスファルトは品質が一定でないため、透水性舗装や騒音対策が求められる道路など、特殊な用途には使われていません。
しかしながら、アスファルト舗装がいかに環境にやさしいものであるか、お分かりいただけたのではないかと思います。
💙コンクリートの再利用
生コンクリートは、セメント・水・砂・砂利を混ぜて生コン工場で製造され、工事現場で打設・硬化させて使用します。
解体現場などから発生する「コンクリートがら」も、リサイクル施設にて破砕処理されます。
特に鉄筋コンクリートの場合、鉄筋が混ざっているため、磁選機により金属が自動的に取り除かれます。
破砕後のコンクリートは粒度調整され、「RC40」と呼ばれる再生路盤材として販売されます。
RC40は、天然のC40と同様に道路の基礎材として使用され、40mmから0mmまで幅広い粒度を持つことで、隙間に細かい粒が入り締まりやすくなります。
粒の大きさが均一だと逆に締まりにくく不安定になるため、RC40のような混合粒度が求められます。
このように、品質の均一化が難しい廃材であっても、道路の路盤材という用途であれば十分に活用でき、非常に合理的なリサイクルと言えます。
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最後に、宇都宮市で舗装工事をご検討中の方へ
アスファルト舗装やコンクリート舗装についてご理解いただけましたでしょうか。
宇都宮市でアスファルト舗装やコンクリート舗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
宇都宮市はもちろん、宇都宮市外の施工もぜひ当社にお任せください!
小さな駐車場から大規模な舗装まで幅広く対応しております。
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